Shopifyの商品CSVでは、Handle が商品を見分ける重要な列です。タイトルやSKUを直しただけのつもりでも、Handleが変わっていると、既存商品の更新ではなく別の商品として扱われたり、画像やバリエーションの対応が崩れたりします。
まず何が起きているか
Handleは商品ページURLにも使われる識別子です。CSVで既存商品を更新するとき、同じ商品として扱いたい行のHandleが既存データと一致しているかを確認します。商品名を変更したからといって、Handleまで毎回変える必要があるとは限りません。逆に、移行作業で複数商品に同じHandleが入っていると、意図しないまとまり方になります。
Handleずれで起きやすいこと
- 更新したつもりの商品が新規商品として作られる
- 同じ商品内に入るはずのバリエーションが別商品に分かれる
- 画像行が別の商品に紐づく
- 旧URLを前提にした内部リンクや広告URLの確認が必要になる
- 在庫CSV側のHandleと商品CSV側のHandleが一致しない
確認する列
商品CSVでは Handle、Title、Option1 Name、Option1 Value、Variant SKU、Image Src を並べて見ます。単品商品なら1つのHandleに1行だけの場合もありますが、色やサイズのバリエーションがある商品は、同じHandleの複数行で構成されます。画像だけの行があるCSVでは、Handleのずれが画像紐づけのずれとして出ることもあります。
手作業で直す場合
まず管理画面から現在の商品CSVをエクスポートし、更新用CSVのHandleと突き合わせます。既存商品を更新したいなら、既存CSVのHandleを基準にします。新しい商品として作りたいものだけ、新しいHandleにします。表計算ソフトでタイトルからHandleを再生成する場合は、既存商品まで一括で変換しないように、更新対象を別シートで絞ってから作業します。
自動化できる部分
投入前チェックでは、Handleの重複数、空欄、全角文字やスペースの混入、既存CSVに存在しないHandle、既存CSVにはあるが更新CSVにはないHandleを一覧化できます。また、同じHandleの中でOption列の組み合わせが重複していないかも機械的に確認できます。ただし、URLを変更してよいか、SEOや広告リンクの影響をどう扱うかは店舗側の判断です。
注意点
Handleを直せばすべて元通りになるとは限りません。すでにインポート済みで新規商品が作られている場合は、重複商品の削除、在庫、画像、公開状態の確認が別途必要になります。公式サポートの代行ではなく、CSV上で何が起きそうかを整理する実務メモとして扱ってください。初回相談では、Handle列の例を数行だけ伏せ字で共有できれば十分な場合があります。
参考にした公式情報
- Shopify Help Center: Using CSV files to import and export products
- Shopify Help Center: Importing products with a CSV file
- Shopify Help Center: Exporting and importing inventory with a CSV file
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