商品説明文をMerchant Center向けに見直すときの注意点

Shopifyの商品説明(Body HTML)をそのままMerchant Centerのdescription属性に送ると、HTMLタグの残渣や文字数不足で警告が出ることがあります。本稿では、CSV上のBody HTML列をMerchant Center向けに整形するときの確認ポイントを整理します。手作業で見直すべき項目と、フィードアプリ側で自動処理できる部分に分けて解説します。


Merchant Centerがdescription属性で見ていること

Merchant Centerは商品説明文を通じて、以下の3点を確認しています。

  • 商品そのものの説明になっているか
  • ユーザーが購入判断できる情報が含まれているか
  • 誇大表現や無関係なプロモーション文が混ざっていないか

description属性は必須項目ではありませんが、未設定の場合は「品質の低い商品」扱いになりやすく、無料リスティングや広告の表示機会に影響します。


Shopify CSVのBody HTML列とMerchant Centerのdescriptionの違い

ShopifyのProducts CSVでは商品説明が「Body HTML」列に出力されます。この列にはリッチテキストエディタで入力したHTMLタグがそのまま含まれます。

Merchant Center側ではdescription属性としてプレーンテキストに近い形が求められます。主な違いは次のとおりです。

項目 Shopify Body HTML Merchant Center description
HTMLタグ <p>、<ul>、<strong>等がそのまま入る 対応タグ(<br>等)以外は無視または警告対象
文字数の目安 制限なし(実務上は数千文字以内が多い) 1,000文字〜5,000文字が推奨範囲
販売促進文 自由に入力可能 「期間限定」「送料無料」等のプロモーション表記は不可
言語 自由 ターゲット国の言語と一致させる必要がある

よくある不承認・警告パターン

文字数が短すぎる

「Tシャツ」「青色」など数単語だけのdescriptionは、Merchant Centerから「説明が不十分」とみなされます。素材、サイズ、用途など、商品の特徴をある程度詳しく書く必要があります。

プロモーション文が含まれている

「今だけ半額」「レビュー投稿でポイント還元」といった販売促進文はdescriptionに入れないでください。セール情報はpromotion_idやセール価格で別途設定します。

言語がターゲット国と合っていない

日本向けフィードなのにdescriptionが英語のままだと、言語不一致で警告が出ます。Shopify側で多言語対応している場合は、フィード出力時に適切な言語版を選択できているか確認します。

HTMLタグが壊れている

Body HTML内に閉じタグのない<strong>や、<span style="...">のインラインスタイルが残っていると、Merchant Center側でパースエラーを起こすことがあります。


自動処理と手動確認の分離

フィード連携アプリ(Google & YouTube Channel等)は、Body HTMLから特定のHTMLタグを除去してdescriptionにマッピングする機能を持っています。ただし、すべてのアプリが同じ処理をするわけではありません。

アプリ側で自動処理できること

  • <p><div><span>等の構造タグの除去
  • <br>の改行変換
  • HTML実体参照(&amp;等)のデコード
  • 文字数の切り詰め(上限超過時)

人間が手作業で見直すべきこと

  • プロモーション文の有無
  • 商品実態と説明文の整合性
  • ターゲット国の言語で書かれているか
  • 説明文として十分な情報量があるか

自動処理に頼り切るのではなく、最初の1回は全商品のdescriptionを目視で確認することをお勧めします。


見直しの手順

  1. Shopify管理画面からProducts CSVをエクスポートする
  2. Body HTML列をテキストエディタに貼り付け、HTMLタグを可視化する
  3. プロモーション表記・無関係なテキストを削除する
  4. 商品の素材・サイズ・仕様などの事実情報が含まれているか確認する
  5. ターゲット言語で記述されているか確認する
  6. 文字数が1,000文字以上あるか確認する(不足していれば補完する)
  7. Merchant Centerに反映後、管理画面の「商品」タブで警告が出ていないか確認する

この手順は一度だけ実施すればよいわけではなく、新商品の追加時や説明文の大幅変更時には都度確認が必要です。


相談時に用意するとよい情報

Merchant Centerのdescription周りでお悩みの際は、以下の情報を整理してからご相談ください。

  • Merchant Center管理画面に表示されている警告メッセージの内容
  • 対象商品のおおよその点数とカテゴリ
  • 現在利用しているフィード連携アプリの名称
  • descriptionの入力元(Shopifyの商品説明をそのまま使っているか、別途用意しているか)
  • ターゲット国(日本国内のみか、海外向けも含むか)

初回相談では機密CSVやスクリーンショットの送付は不要です。商品名やカテゴリなどの大まかな情報だけでも相談可能です。

参考にした公式情報

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