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  • Shopify商品CSVを入れる前に確認すること

    Shopify商品CSVを入れる前に確認すること

    Shopifyの商品CSVは便利ですが、慣れていない状態で一括インポートすると、商品名が上書きされる、バリエーション構造が崩れる、画像URLが外れる、在庫更新のつもりが別の項目を触ってしまう、といった事故が起きます。

    CSVの怖さは、1行ずつ手で編集しているときよりも、失敗の範囲が広いことです。1商品だけのミスならすぐ戻せますが、500行、1000行のCSVで誤った列を入れると、どの商品に何が起きたかを追うだけで時間がかかります。

    この記事では、Shopify商品CSVを入れる前に確認したいポイントを、実務向けのチェックリストとして整理します。目的は「CSVを完璧に理解すること」ではなく、「壊れやすい場所を先に見つけること」です。

    まずバックアップを取る

    最初にやることは、現在の商品データをエクスポートして残すことです。CSVを入れる前の状態が分からないと、あとから「どの列が変わったのか」「戻すなら何を戻すのか」を判断できません。

    できれば、作業前に次の3つを保存しておきます。

    • Shopifyからエクスポートした商品CSV
    • これからインポートする編集後CSV
    • 作業目的を書いたメモ

    作業目的のメモは軽視されがちですが、あとで原因調査するときに効きます。「価格だけ変更する予定だった」「説明文と画像URLは触らない予定だった」と分かれば、差分を見る範囲を絞れます。

    商品CSVと在庫CSVを混同しない

    Shopifyには商品CSVと在庫CSVがあります。商品CSVは商品情報やバリエーション情報を扱うものです。一方、在庫CSVは在庫数量を更新するためのCSVで、Shopify公式ヘルプでも、在庫数量の一括更新には在庫CSVを使う方法が案内されています。

    特に複数ロケーションを使っている場合、在庫は商品CSVだけで考えると混乱しやすくなります。商品登録、価格変更、説明文変更、画像更新をしたいのか、在庫数量を更新したいのかを最初に分けてください。

    やりたい作業 主に見るCSV 注意点
    商品名や説明文を直す 商品CSV 空欄上書きに注意
    価格を変える 商品CSV バリエーション行ごとの差分を見る
    画像URLを追加する 商品CSV URL到達と商品への紐づきを確認
    在庫数を変える 在庫CSV ロケーションと現在値の扱いに注意
    バリエーションを増減する 商品CSV Option列とVariant列の構造を確認

    Handleは商品をまとめるキーとして見る

    Shopifyの商品CSVでは、Handleが商品を識別する重要な列になります。複数バリエーションの商品では、同じHandleを持つ複数行が1つの商品にまとまります。

    Handleを不用意に変更すると、既存商品の更新ではなく、新しい商品として扱われたり、意図しない商品に紐づいたりする可能性があります。特にExcelやスプレッドシートで並び替え、コピー、置換をしたあとに、Handleが変わっていないか確認してください。

    Handleで見ること

    • 同じ商品に属するバリエーション行のHandleが揃っているか
    • 既存商品を更新するつもりなのにHandleを変えていないか
    • 別商品のHandleが重複していないか
    • 空白、全角文字、不要な記号が混ざっていないか
    • 並び替え後にタイトルやバリエーション行との対応が崩れていないか

    バリエーションはOption列とVariant列をセットで見る

    バリエーションがある商品では、Option1 Name、Option1 Value、Option2 Name、Option2 Value、Option3 Name、Option3 Valueの組み合わせが重要です。サイズ、色、素材などを扱っている場合、ここが崩れると商品ページ上の選択肢も崩れます。

    よくあるのは、価格や在庫だけを直すつもりでCSVを触ったのに、Option列の一部が空欄になっていた、表計算ソフトの操作で行がずれた、別商品のバリエーション行をコピーしてしまった、というケースです。

    CSV投入前には、同じHandleの行だけを並べて見て、Option列とVariant SKU、Variant Price、Variant Barcodeなどが対応しているか確認します。

    空欄が「変更しない」なのか「空で上書き」なのかを確認する

    CSVで特に怖いのが空欄です。作業者の感覚では「この列は触らないから空にした」つもりでも、インポート処理では「空の値として更新する」と解釈される場合があります。

    商品説明、SEO title、SEO description、画像URL、Barcode、Tags、Vendor、Publishedなど、空欄になって困る列は事前に洗い出してください。不要な列は消す、更新対象の列だけに絞る、既存CSVから必要な値を残す、などの判断が必要です。

    画像URLは見た目だけで判断しない

    画像URL列が入っていても、そのURLが外部から取得できるとは限りません。URLが古い、ログインが必要、リダイレクトする、スペースや日本語ファイル名で壊れている、拡張子だけ画像に見えて実体が違う、といったことがあります。

    画像URLをCSVで扱うときは、少なくとも次を確認します。

    • URLが空でないか
    • ブラウザのシークレットウィンドウで開けるか
    • 画像として表示されるか
    • 商品ごとのメイン画像と追加画像が意図通りか
    • 同じ画像URLが大量に誤って入っていないか

    文字化けと数値変換に注意する

    CSVはExcelやGoogle Sheetsで開くと、意図せず値が変わることがあります。JANコードの先頭0が消える、長い数値が指数表記になる、全角・半角が混ざる、改行入りの説明文が崩れる、文字コードが合わず日本語が文字化けする、といった問題です。

    特にBarcode、SKU、Handle、URL、HTML本文は、表計算ソフトが勝手に解釈すると困る列です。CSVを保存する前に、先頭0、長い数値、改行、カンマ、引用符が壊れていないかを見ます。

    投入前チェックリスト

    実際にインポートする前に、次のチェックだけでもかなり事故を減らせます。

    • 作業前の商品CSVを保存した
    • 今回変更したい列が明確になっている
    • Handleの重複と変更を確認した
    • 同じHandle内のバリエーション行を確認した
    • Option列が途中で空になっていない
    • 空欄で上書きされると困る列を確認した
    • 画像URLをいくつか実際に開いた
    • BarcodeやSKUの先頭0が消えていない
    • 日本語が文字化けしていない
    • まず少数商品でテストする準備をした

    小さく自動化できる部分

    この確認作業は、人間が全部目で見る必要はありません。CSV投入前のチェックツールを作るなら、次のような部分は比較的自動化しやすいです。

    • Handleの重複や空欄を検出する
    • Option列の欠落を検出する
    • Barcodeの桁数や先頭0の消失候補を拾う
    • 画像URLの到達確認をする
    • 空欄上書きになりそうな列を警告する
    • 変更前CSVと変更後CSVの差分を出す

    最初からShopifyへ直接書き込む必要はありません。むしろ初期段階では、CSVを読み込んで危険な行を出すだけの方が安全です。自動修正は便利ですが、ルールを間違えると被害が広がります。

    参考にした公式情報

    この記事はShopifyの公式サポートではありません。CSVの挙動はストア設定、利用アプリ、CSVの内容によって変わるため、本番投入前には少数商品でのテストとバックアップを推奨します。

    この記事の内容で困っている方へ

    Shopify CSV / 一括編集 まわりの作業整理、小さな自動化、簡易チェックツール化について相談できます。初回相談で機密CSVやスクリーンショットを送る必要はありません。

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  • 商品画像にSALE文字を入れる前に、Google Shopping向けに確認すること

    商品画像にSALE文字を入れる前に、Google Shopping向けに確認すること

    ECサイトの商品画像では、SALE、送料無料、ランキング1位、期間限定、公式ロゴ、ショップロゴなどを画像に入れたくなることがあります。商品一覧で目立たせたい、キャンペーン感を出したい、SNSでも使い回したい、という理由は自然です。

    ただし、同じ画像をGoogle Shoppingや無料リスティングの商品画像として使う場合は注意が必要です。Googleの商品画像のヘルプでは、商品を覆う販促テキスト、透かし、ロゴ、枠線、価格情報などが問題になり得ると説明されています。ストア上ではよく見える画像でも、商品フィード用画像としては不利になる場合があります。

    この記事では、商品画像にSALE文字やバッジを入れる前に、Google Shopping向けに確認したいポイントを整理します。Googleの承認を保証するものではありません。商品画像を作る前、またはフィードに出す前のチェックリストとして使う想定です。

    商品ページ用画像とフィード用画像を分けて考える

    まず大事なのは、「ストア内で売るための画像」と「Googleの商品掲載で使う画像」を同じものとして考えすぎないことです。

    ストア内では、SALEラベルや送料無料バッジが購入を後押しすることがあります。一方、Google Shoppingでは、商品そのものが明確に見える画像が求められます。画像の中に販促情報が入りすぎると、商品を見せる画像ではなく広告バナーのように見えてしまいます。

    そのため、商品画像を作るときは、最低でも次の2種類を分けて考えると安全です。

    用途 向いている画像 注意点
    ストアの商品ページ ブランド感や説明を含めた画像 テーマや商品一覧での見え方を確認
    Google Shopping向け 商品がはっきり見える画像 販促文字、ロゴ、枠線、透かしを避ける
    SNS・広告バナー 訴求文やキャンペーンを含む画像 商品フィード用画像と混ぜない

    SALE文字や送料無料バッジは、商品画像に直接入れない方が安全

    Googleの画像リンクのヘルプでは、商品を覆う販促要素の例として、購入を促す言葉、サービス関連情報、送料無料、価格情報、販促的な形容詞、透かし、ロゴ、枠線などが挙げられています。

    つまり、次のような画像は、Google Shopping向けには注意が必要です。

    • 画像の上に大きくSALEと書いている
    • 送料無料、30%OFF、期間限定などの文字が入っている
    • ショップロゴやブランドロゴを後から重ねている
    • 透かしやコピー防止文字が入っている
    • 画像全体に枠線や装飾フレームがある
    • ランキング、レビュー、No.1表記が画像内にある

    もちろん、商品のパッケージ自体に印刷されているロゴや文字まで消すという意味ではありません。問題になりやすいのは、商品そのものではなく、あとから画像編集で重ねた販促要素です。

    商品が主役になっているかを見る

    画像チェックでは、細かいルールを見る前に「この画像は商品そのものが主役か」を見ます。画像の中でSALE文字の方が目立つ、余白が少なく商品が切れている、背景や装飾が強すぎる、という状態だと、フィード用画像としては弱くなります。

    特に小規模ECでは、Canvaや画像編集アプリで作ったバナー画像を、そのまま商品画像として使うことがあります。SNS用には良くても、商品フィード用には別画像を用意した方がよいケースがあります。

    画像サイズとURLも確認する

    画像の中身だけでなく、画像URLやサイズも確認します。Googleの画像リンクヘルプでは、より良い表示のために高解像度の画像が推奨されています。商品画像が小さすぎる、URLが切れている、ログインしないと見られない、リダイレクトが多い、という場合も問題になります。

    最低限、次を確認します。

    • 画像URLをシークレットウィンドウで開けるか
    • 商品が小さすぎないか
    • 画像がぼやけていないか
    • 商品が切れていないか
    • 背景や余白が極端ではないか
    • 同じ画像を複数商品に誤って使っていないか

    Shopifyでは、どの画像がフィードに出ているかを見る

    Shopifyの商品管理画面に複数画像がある場合、どの画像が商品フィードに使われているかを確認してください。商品ページでは2枚目、3枚目にきれいな白背景画像があっても、フィードには1枚目のSALE入り画像が送られている、ということがあります。

    フィードアプリやGoogle & YouTube連携を使っている場合は、アプリ側で画像の選択やマッピングができるかも見ます。画像を作り直す前に、既にある別画像をフィード用に使えるなら、その方が早い場合があります。

    画像を直す前の判断基準

    すべての画像を一括で作り直す必要はありません。まずは、問題になりそうな画像を分類します。

    状態 対応
    商品画像にSALE文字が大きく重なっている フィード用の別画像を用意する
    ロゴが商品そのものに印刷されている 基本的にはそのまま。後付けロゴとは分けて考える
    枠線や装飾フレームがある 枠なし画像を用意する
    画像が小さい・荒い 高解像度画像に差し替える
    背景が強すぎて商品が見えにくい 白背景やシンプルな背景にする

    小さく自動化できる部分

    商品数が多い場合、すべての画像を手で見るのは大変です。最初から画像を自動修正するのではなく、まずは「危ない画像を拾う」だけでも効率化できます。

    • 画像URLが存在するかチェックする
    • 画像サイズが小さすぎないか確認する
    • OCRで画像内の文字候補を拾う
    • SALE、OFF、送料無料、No.1などの文字候補を一覧にする
    • 枠線や透かしの疑いがある画像を人間確認に回す
    • 商品ID、画像URL、問題候補をCSVで出す

    画像認識は誤検知があります。そのため、自動で差し替えるよりも、まずは「この画像は確認した方がよい」という一覧を作る方が安全です。最終判断は人間が行い、必要な画像だけ差し替える運用が現実的です。

    相談前に整理しておくとよいこと

    商品画像まわりの相談では、次の情報があると状況を把握しやすくなります。

    • 不承認や警告のエラー名
    • 対象商品数
    • 画像に入れている文字やロゴの種類
    • Shopifyの商品画像とフィード用画像を分けているか
    • 画像を作っているツール
    • 手作業で差し替える場合に何分かかるか

    最初から画像ファイルを送る必要はありません。まずは代表的な商品ページURLや、どういう文字を入れているかが分かれば、確認ポイントを整理できます。

    参考にした公式情報

    この記事はGoogleやShopifyの公式サポートではありません。掲載内容は商品画像を確認するための参考情報であり、Google Merchant Centerの承認や広告成果を保証するものではありません。

    この記事の内容で困っている方へ

    商品画像 / 表示品質 まわりの作業整理、小さな自動化、簡易チェックツール化について相談できます。初回相談で機密CSVやスクリーンショットを送る必要はありません。

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  • Google Merchant Centerのエラーを、Shopify側の修正タスクに分ける考え方

    Google Merchant Centerのエラーを、Shopify側の修正タスクに分ける考え方

    Merchant Centerのエラーは、エラー名を読んだだけでは直す場所が分かりません。まず、エラーを「商品識別子」「画像」「価格・在庫」「配送・返品」「言語・通貨」「フィード同期」のどれに属するかへ分けます。そのうえで、Shopifyの商品管理画面、商品CSV、Google & YouTubeアプリ、Merchant Centerの商品詳細を同じ商品IDで突き合わせると、作業タスクに落とし込みやすくなります。この記事では、Merchant Centerのエラー名をShopify側の具体的な修正作業に変換する考え方を整理します。

    Merchant Centerのエラーをそのまま直そうとしない

    Merchant Centerでエラーが出たとき、まずやってしまいがちなのが「Merchant Center側で何かを直そうとする」ことです。しかし、Merchant Center側に表示されているデータは、Shopifyから送られたフィードをそのまま反映していることがほとんどです。Merchant Center側で直接値を上書きしても、次回のフィード同期で元の値に戻ってしまいます。

    エラー名は原因ではなく入口

    Merchant Centerの [品質] > [商品データに関する問題] に表示されるエラー名は、何が起きているかを示すものであり、どこを直せばよいかを直接示すものではありません。

    例えば、「Item does not match any postal code in shipping settings」というエラーが出た場合:

    • Merchant Center側の原因:配送設定に含まれていない郵便番号がある
    • Shopify側の原因:配送プロファイルでその地域の送料が未設定、またはMarketsでその国が有効になっていない
    • 実際に直す場所:Shopifyの配送プロファイル、またはMerchant Centerの配送設定

    このように、エラー名を見たときに「Shopifyのどこを見るべきか」を変換する必要があります。

    商品単位・属性単位・アカウント設定単位に分ける

    エラーの粒度は3つに分かれます。

    • 商品単位のエラー:特定のSKUやhandleだけに出ているエラー。該当商品のデータを修正
    • 属性単位のエラー:特定の属性(価格、画像、GTINなど)で多数の商品に出ているエラー。該当属性の設定を見直す
    • アカウント設定のエラー:全商品または対象国全体に出ているエラー。配送設定、返品設定、税設定などアカウントレベルの設定を見直す

    Merchant Centerのエラー詳細画面で「影響を受ける商品」の件数を確認し、この3つのどれに該当するかを最初に判断します。

    Shopify側の修正場所に変換する

    Merchant CenterのエラーをShopify側の修正場所に変換するための対応表を整理します。エラーの種類ごとに、Shopifyで見る場所、CSV/一覧で見る列、最初にやるべき修正タスクをまとめます。

    エラー種類別の対応表

    エラーの種類 代表的なエラー名 Shopifyで見る場所 CSVで見る列 最初の修正タスク
    商品識別子 Missing GTIN, Brand missing 商品詳細、variant Variant Barcode, Vendor, SKU SKUとGTINの混同確認、空欄確認、桁数確認
    画像 Image link missing, Image cannot be crawled 商品画像セクション Image Src, Variant Image URL到達確認、空欄確認、画像内容確認
    価格・在庫 Price mismatch, Availability mismatch 価格、比較価格、在庫 Variant Price, Inventory Qty 商品ページとフィード値の差分確認
    配送・返品 Shipping error, Returns policy error 配送設定、返品ポリシー、Markets 商品単位ではなく設定側 対象国と配送/返品条件の確認
    言語・通貨 Language mismatch, Currency mismatch Markets、翻訳アプリ、通貨設定 title, description, price, currency 対象国とフィード言語のズレ確認
    フィード同期 Feed fetch failed, Processing error Google & YouTubeアプリ設定 フィードURL、スケジュール設定 フィードURLの到達確認、スケジュール確認

    各エラー種類の変換の考え方

    商品識別子エラー

    Missing GTIN(GTINがありません)や Brand missing(ブランドがありません)が出た場合、Shopify側では以下を確認します。

    • Barcode フィールド:商品詳細画面の「在庫」セクションにある Barcode(バーコード)が、GTIN(JANコード/EANコード)として正しいか。SKUと混同していないか。
    • Vendor フィールド:商品詳細画面の「商品の整理」セクションにあるベンダー(Brand として送られることが多い)が入力されているか。
    • 商品CSVの該当列:Variant Barcode 列に数字が入っているか、Vendor 列が空欄でないか。

    よくある問題:

    • SKUに「SKU-001」のような独自コードを入れていて、Barcode列が空欄
    • JANコードを入れるべきBarcode列に、間違えてSKUを入力
    • Vendor列に店舗名を入れていて、ブランド名が入っていない
    • バーコードの桁数が間違っている(JANコードは13桁または8桁)

    画像エラー

    Image link missing(画像リンクがありません)や Image cannot be crawled(画像をクロールできません)が出た場合、Shopify側では以下を確認します。

    • 商品画像セクション:対象商品に画像が登録されているか。
    • Image Src 列:商品CSVで画像URLが空欄になっていないか。
    • Variant Image:バリエーションごとに画像を割り当てている場合、特定のバリエーションだけ画像がないか。

    画像URLの到達確認や画像ポリシーの詳細は、別記事「商品画像のURLが切れていないか、CSVからまとめて確認する考え方」および「Google Shopping向け商品画像で、ロゴ・透かし・枠線をどう判断するか」を参照してください。

    価格・在庫エラー

    Price mismatch(価格が一致しません)や Availability mismatch(在庫状況が一致しません)が出た場合、Shopify側では以下を確認します。

    • Variant Price:商品の価格と、商品ページに表示されている価格が一致しているか。
    • Compare-at price:セール価格の設定とフィードの sale_price の対応。
    • inventory_quantity:在庫数と、商品ページの在庫状態(購入可/売切れ)の対応。
    • 在庫ポリシー:「在庫切れでも購入を許可する」設定の有無。

    価格・在庫エラーの詳細は、別記事「Merchant Centerの価格・在庫エラーで、Shopifyの商品ページとフィードを見比べる手順」を参照してください。

    配送・返品エラー

    Shipping error や Returns policy error が出た場合、Shopify側では以下を確認します。

    • 配送プロファイル:[設定] > [配送と配達] で配送エリアと送料が設定されているか。
    • 返品ポリシー:[設定] > [ポリシー] で返金ポリシーが入力されているか。
    • Markets:販売先市場が有効で、配送先国がMerchant Center側と一致しているか。

    配送・返品エラーの詳細は、別記事「ShopifyとGoogle Merchant Centerで配送・返品エラーが出るときに見る設定」を参照してください。

    言語・通貨エラー

    Language mismatch(言語が一致しません)や Currency mismatch(通貨が一致しません)が出た場合、Shopify側では以下を確認します。

    • Markets の言語設定:各市場の表示言語と、フィードに送られている言語が一致しているか。
    • 商品タイトル・説明の言語:title や description が対象国の言語で書かれているか。
    • 通貨設定:Markets で設定した通貨と、フィードの price に付いている通貨コードが一致しているか。

    まず1商品でエラーの再現条件を見る

    エラーの対応方針を決める前に、まず1商品でエラーがなぜ起きているのかを再現・確認します。すべての商品を一気に直そうとせず、1商品で原因を特定してから展開する方が効率的です。

    対象商品の情報を揃える

    Merchant Centerの商品詳細画面から、以下の情報を控えます。

    • 商品ID(Item ID):Merchant Centerで管理されている商品ID
    • SKU または handle:Shopify側で該当商品を特定するためのキー
    • variant ID:バリエーションがある場合はvariant単位で確認

    これらの情報をMerchant Centerの商品詳細画面で確認し、同じ商品をShopify管理画面で検索します。

    4カ所で同じ商品を見比べる

    1. Merchant Centerの商品詳細画面:[商品] > 該当商品の詳細ページ。price、availability、image_link、gtin などの値を確認
    2. Shopify管理画面の商品詳細:該当商品の管理画面。Variant Price、Barcode、Image Src などの値を確認
    3. 商品CSVの該当行:商品CSVをダウンロードし、該当商品の行を確認。各列の値が正しいか
    4. 商品ページのブラウザ表示:シークレットモードで商品ページを開き、価格・在庫・画像の表示を確認

    この4カ所で値を突き合わせ、どこにズレがあるかを特定します。

    1商品の確認チェックリスト

    • ☐ Merchant Centerの商品IDを控える
    • ☐ Shopify側のSKUまたはhandleで該当商品を検索
    • ☐ Merchant Centerの該当属性の値をメモ(price, availability, image_link など)
    • ☐ Shopify管理画面の該当フィールドの値をメモ
    • ☐ 商品CSVの該当行を確認
    • ☐ 商品ページをシークレットモードで開いて表示を確認
    • ☐ ズレがある場所と、その原因を特定

    商品数が多い場合はエラーを一覧化する

    1商品で原因が特定できたら、同じエラーが出ている他の商品にも同じ問題がないかを確認します。商品数が多い場合は、エラーを一覧化して全体像を把握します。

    Merchant Centerからエラー一覧を取得する

    Merchant Centerの [品質] > [商品データに関する問題] 画面で、各エラーの「影響を受ける商品」の数を確認します。必要に応じて、Merchant Centerのフィルター機能やCSVダウンロード機能を使って、エラー商品の一覧を取得します。

    エラー一覧表のテンプレート

    エラー名 エラー種類 影響商品数 Shopifyで見る列 修正担当 対応状況
    Missing GTIN 商品識別子 (件数) Variant Barcode 商品担当 未対応
    Image link missing 画像 (件数) Image Src 商品担当 未対応
    Price mismatch 価格・在庫 (件数) Variant Price EC運営 未対応
    Shipping error 配送・返品 (件数) 設定側 EC運営 未対応
    Language mismatch 言語・通貨 (件数) title, description 翻訳担当 未対応

    エラー優先順位の付け方

    すべてのエラーを一度に直すのは現実的ではありません。以下の基準で優先順位を付けます。

    1. 商品不承認につながるエラー(image link missing、Missing GTIN など)→ 最優先。広告配信に直接影響
    2. 広告配信中のキャンペーン対象商品のエラー → 高優先度。クリック単価の無駄を防ぐ
    3. 全商品に出ているアカウント設定のエラー → 高優先度。一つの設定変更で全体に効く
    4. 一部商品の属性エラー → 中優先度。商品数とリソースに応じて段階的に対応
    5. 警告レベルの指摘 → 低優先度。必須対応ではないが、改善することで品質向上

    自動化できる確認と手で判断する確認を分ける

    Merchant Centerのエラー対応では、「自動化で一覧化・差分抽出できる確認」と「人間の判断が必要な確認」を明確に分けると作業効率が上がります。

    自動化でできること

    • エラー名ごとの確認列マッピング:エラー名とShopify CSVの列名の対応表に基づき、どの列を確認すべきかを自動判定
    • 対象商品ID/handle/SKU/variant IDの突合:Merchant Centerの商品IDとShopifyのSKU/handleを突き合わせ、該当商品を特定
    • 空欄・形式チェック:Barcode列の空欄、価格列の数値形式、画像URLの形式などを一括検査
    • エラー数・対象商品数・未確認項目の一覧化:エラーの全体像を可視化
    • 商品CSVとフィードCSVの差分抽出:同じSKUで価格、画像URL、在庫状態に差がないかを一括確認
    • URL到達確認:画像URLのHTTPステータスコードを一括取得

    人間が判断するべきこと

    • どの商品から直すべきかの優先順位:売上貢献度、広告配信状況、在庫状況を総合的に判断
    • 商品実態に合った識別子・画像・説明かどうか:データが形式的に正しくても、商品を正しく表しているかは人間が確認
    • 設定変更による販売条件や運用への影響:配送設定、返品ポリシー、Markets設定の変更は事業判断
    • 修正後のデータが適切かどうか:修正した値が本当に正しいかの最終確認
    • フィードアプリの設定変更の可否:アプリのマッピング設定を変更するかどうかは、他への影響を考慮して判断

    自動化と人間判断の分担表

    作業 自動化 人間判断 補足
    エラー商品の抽出 Merchant Centerのデータから自動抽出
    SKU/handleの突合 CSVのキー列で自動突合
    空欄・形式の検出 正規表現や型チェックで自動検出
    価格差分の抽出 数値比較で自動抽出
    画像URLの到達確認 HTTPリクエストで自動確認
    GTINの桁数チェック 13桁/8桁の形式チェック
    修正の優先順位付け 売上・広告・リソースを考慮
    商品実態との一致確認 目視確認が必要
    運用方針の判断 事業判断が必要
    修正値の妥当性確認 最終確認は人間
    フィードアプリ設定変更 他への影響を考慮

    断定してはいけない注意点

    • Google Merchant Center の商品データ仕様は変更される可能性があります。最新の公式ヘルプで各属性の要件を確認してください。
    • Merchant Center の Issue Details Page や診断画面の表記は、インターフェースのアップデートで変わることがあります。
    • Shopify Google & YouTubeアプリやサードパーティフィードアプリの同期動作は、アプリのバージョンや設定によって異なります。アプリの最新ヘルプも参照してください。
    • エラーの対応方法は店舗の運用状況によって異なります。ここで紹介するのは一般的な考え方であり、個別の状況に合わせて判断してください。
    • 商品データの修正が直ちにエラー解消につながるとは限りません。同期タイミングや再クロールのタイムラグがあります。

    Merchant Centerのエラーが複数あり、Shopifyのどこを直せばよいか分からない場合はご相談ください。エラー名と影響商品数をお伺いすれば、どの設定画面から確認を始めるべきかご案内します。初回相談では、機密CSVやスクリーンショットの送付は不要です。

    参考にした公式情報

    この記事の内容で困っている方へ

    Merchant Center / 商品フィード まわりの作業整理、小さな自動化、簡易チェックツール化について相談できます。初回相談で機密CSVやスクリーンショットを送る必要はありません。

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